塗装の可能性を広げたい

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技術部

技術部 技術課
2018年入社

石川 久里子さん

塗装で社会に貢献する

もともと大学で美術やデザインについて学んでいたため、知識を活かせるような仕事をしたいと考えていました。
その中で宮越工芸は「テクニカラー」という技術があり、本物の木目や石目のような塗装がさまざまな建築物に施されていることを知り、この仕事で社会に貢献したいと思い入社を希望しました。

自分たちの仕事が形になる喜び

その中で、私が意匠製作に関わった、「リン酸亜鉛めっき調」という金属結晶の模様を表現した意匠が銀座の高層ビル建築で採用されました。特殊な技法で模様付けしたため、実際の製作時には道具を改良したり、製品間で色や意匠がつながって見えるように工夫したりといったさまざまな苦労がありました。
しかし、その分実際に施工されたときの写真を見せて頂いたときは嬉しかったですし、自分たちで開発した意匠が社会に役立っていることにやりがいを感じました。

塗装の可能性を広げたい

技術課での業務に加えて、社内プロジェクトでの新商品開発にも参加しています。部署を超えた5人で、それぞれ得意なことを活かしながら新商品の検討を行っており、自分だけでは思いつかないようなものを造り出せるところにおもしろさを感じます。
雑貨品やインテリア品などに塗装の技術を活かし、塗装の可能性を広げられるように努力していきたいと思います。

(2020年取材)